外資で経理するOLの小言

未経験から年収1000万円達成!USCPAホルダー外資経理OLのブログです。

【スポンサードリンク】

監査法人の年収、英語、今後の事情

先日、日本の公認会計士の友人と気分転換に食事をしてきました。某大手監査法人シニアスタッフをしているその友人に内情を聞いてきたので、話せる範囲で展開しようと思います。米国公認会計士の勉強を終えたら監査法人で経験を積みたい人って結構いるんじゃいかなと思うので参考になればなと思います。ちなみに、話を伺ったのは監査部門勤務の場合の話で、アドバイザリーやその他の業務ではありません。

【スポンサードリンク】

 

 

まず、監査法人に入所すると有資格者もそうでない人もスタッフからのスタートになり、決まった年次で昇格していくそうです。3年程度でシニアスタッフになり、さらに3、4年ほどするとアシスタントマネージャー、そしてマネージャーといった感じだったと思います。飲みながら聞いていたので具体的な年数は忘れてしまいましたが、ざっくりこんな感じでした。年収ベースでいくとスタッフで残業込みで550万円くらい、シニアスタッフで750万円、マネージャーの手前で900万円くらいだったと思います。もちろんアサインされる業務次第では過度の残業や休日出勤もあるかと思いますので、その場合はこれ以上にもなると思いますが、比較的平均的な忙しすぎない人でこんな感じみたいです。転職状況はというと、最近は人手不足みたいで、売り手市場が続いてるみたいですね。監査法人に興味がある人にとっては時期的にはチャンスみたいです。

 

監査業務そのものについては、それなりの充実感を持って業務に取り組んでいるようですが、最近苦労していることといえば英語だそうです。日本の上場企業の監査を担当していても、けっこう英語の重要性を感じることがあるらしいのです。海外子会社などを有している企業だと、その海外子会社の監査報告書なんかにも目を通して、問題がないか見解をまとめたりしないといけなかったりするため、英語の監査報告書を読み解かないといけないようです。そういった部分では、USCPAは少しアドバンテージに働く部分もありそうですね。勉強してきたことが如実に実務で経験できそうで逆に私が興味湧くようなお話でした。

 

この先の展望はどう考えてるかと聞くと、意外にも外資経理も気になっていると答えていました。多方面からいろいろな話を聞くのかもしれませんが、やっぱり業務の質や量、それに対する対価を考えるとどうしてもコスパが良いのかもしれませんね。会計士で監査法人出身だと箔付きで高待遇で受け入れられることもあるのでなおさらかもしれません。そのために英語の勉強にも日々取り組んでいるのだそう。もっと上を目指したい人なら、監査法人勤務の先に金融業界を志すような人もけっこういるのかなと感じますが、良くも悪くもそれなりを目指すなら外資経理も確かに一つの現実的な候補なのでしょう。実際、私自身今回話を聞いていて、仕事の内容ややりがいはさて置きにしてですが、監査法人シニアスタッフよりも私の方がよっぽど時間的にも金銭的にも余裕がある生活をしていると感じました。

 

なお上記の話については、情報提供してくれた友人の主観も大きく影響していると思いますが、ご参考にと思います。