外資で経理するOLの小言

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ビズリーチから見る経理(担当者レベル)の転職事情

ちょっと前に採用活動をしていた時の話で、転職斡旋業界では話題のビズリーチを利用させてもらったので、実際問題ビズリーチってどうゆう仕組なんだろう、というのを私なりの見解で今日は話そうと思います。

 

採用をかけている企業向けに関しては、もしかしたらいろいろなプランがあるのかもしれませんが、私の会社が利用していたのは、検索エンジンを使って登録している候補者を選定し、スカウトをかけていくというもの。マイナビリクナビと変わらないな〜という印象です。マッチング機能のみで、外資系エージェントや大手斡旋会社のような専属コンサルタントはついていません(プランによりけりかもしれません)。

 

で、ハイクラス人材を謳っているビズリーチが揃える候補者はいかに?と思いながら、早速検索。要件として設定したのは、「39歳以下・経理経験5年以上・英語日常会話レベル・日本語ネイティブレベル・簿記2級・関東首都圏」です。さて、ヒット数は何件か。たったの2件でした。とほほ。その2件の人材のスペックはどの程度?という疑問が次に湧くかと思うのですが、どこかの有限会社?の経理に在籍している方と首都圏とはいえ遠方すぎて都心まで通えない方。この検索条件求めすぎかな(いやそんなこともないはずだが)、と思い、英語・日本語・資格の条件を外してみると、200件ほどヒット。ただ、それだと幅が広く、CFO候補なんていうのも出てきたりするので、実際に候補者として有効なのは、絞っていくと1割にも満たないのが現実でした。

 

ここから読めるのは、経理の転職市場は、なかなかの売り手市場なんじゃないでしょうか。業界注目度No.1とも言えるビズリーチでこの感じ。その他のエージェントも利用していますが、なかなかバランスの良い人は見つかりません。45歳オーバーで担当者レベルだったり、30代でも派遣で転職を繰り返しているような経験値だったり。通過点としての派遣はアリですし、未経験からのスタートであればやむを得ない選択肢になることもありますが、何社も派遣で渡り歩いてしまうと採用側の印象は良くありません。

 

何が普通かと言われれば人によって尺は異なるかもしれませんが、30代で転職回数が多くて3回程度、英語が少しでもできればなおよし、というような方がいれば、今の市場の感じからしたら勝ち組に入れるのかもしれません。30代はやはりゴールデンゾーン、そこに英語がついてきたら(まだまだ苦手な人多い印象)、転職市場では鬼に金棒。タイミングと必要なスキルを意識して、キャリアチャンスを掴んでください。