外資で経理するOLの小言

未経験から年収1000万円達成!USCPAホルダー外資経理OLのブログです。

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経理こそ!持つべきものは人脈

私は、新卒の時から数えて2回ほど転職をしていますが、その過去の2社ともにおいて、就業当時に同僚や上司だった人たちと、いまでもつながりを持っていて、それを今もとても大事にしています。そして、これがすごく役に立ちます。よく、転職したらきっぱり、みたいな人いたりしますが、人と人とのつながりから得られる有益な情報やチャンスは、世の中少なくありません。私自身は、できる限りの付き合いを大切にすることを心がけています。

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新卒時代の会社は、初めて働く会社だったので、もはや学校の延長に近い感覚で、同期や先輩や上司みんな、今でもたまに飲み行き、当時の昔話で盛り上がります。ほとんどの人がすでに転職をしているので、現在のそれぞれの職場の情報などを共有したり、他社動向をキャッチするのにも役に立ちます。ただ、基本営業畑なので、会計・経理の側面で得られる情報は少ないのですが、それでも時代に合わせた企業としての動きなどを聞き取るのにとても重宝しています。最近で言うと、テレワーク率どれくらい、とか。ただ、情報収拾というより、新卒の会社についてはやはり癒し要素が強いのは否めません(笑)

 

直近の前職ともなると、私自身異動もしているので2部門に同期入社や同僚、上司がいます。最初の部門は経理部で、その頃の上司とは退職後連絡をとったりはしていませんが、同期入社や先輩は今でもよく連絡をとっていて、飲みに行くこともあれば、お互いの会社の会計処理の相談をしあうこともあります。「何らかの事象があって、こうゆう時、どうゆう考え方に基づいて、どうゆう処理を行うのが妥当か」などを話し合い始めると、時にはヒートアップしてお互いの主張がやまない時もあったりします。会社の外でフランクにそうゆう話をできる関係でいられる人が、私にとってはすごく貴重です。経理に携わる人は、同じ知識レベルで会計的な話題を語り合える人が社内の同じチームメンバーに限られてしまうことが少なくなかったりします。当時の私がそうでした。社内の人だと、ちょっと気持ち的にオンな感じがして、ざっくばらんさにかけてしまうこともあると思います。例えば予備校に通っている人がいたら、そこで知り合いを作るのもいいかもしれません。

 

前職の異動後の部門では、上司にも恵まれ、同僚・上司ともに今でも仲良くさせてもらっています。同僚は海外旅行も一緒に行くほどの仲良しです。また上司とは、辞めてから五年以上経ちますが、コロナ前までは一年に2回ほど食事をしながら、近況報告をし合っていました。海外子会社をサポートする部門だったので、いまの会社で抱えている税務リスクやそれに対する税務調査向けの対応事項などを相談すると、すでに経験済みだったりして、対応案やアドバイスなどを目から鱗の情報をごそっとくれます。毎回役に立つ情報を即座にくれるので、そのために赴いているところもあります。美味しい食事でお腹いっぱいにしてもらいながら、有益なお土産付きで家に帰れるのです。元上司からもらったアドバイスをもとに、今の会社で取り入れたリスク回避策がいくつかあったりします。

 

ちなみに今の会社でも、入社当時から現在にかけて上司が変わっており、すでに退職した上司がいますが、その後も変わらず連絡を取りながら、情報共有をしています。現在の会社のことを一番わかっているので、困った時に一番即戦力になる回答を得られるのはこの関係からかもしれません。カンペを持っている心強さがあります。

 

このように、使える人脈を有効に最大限活用することで、現状の立場で必要な情報を効率よく得たり、コミュニケーションを通して仕事に対するモチベーションを活性化させたりできます。外資では特に、人間関係は割切りと決めている人も多いかと思いますが、今からでも今自分を取り巻いている環境にもう少し注力し、会社を辞めた後でも構築していけそうな人間関係を育む意識を持つことは、現状のキャリアにおいても、いつかの転職を見据えた上でも、とても役に立つものと私自身は信じています。